エカホウ素(読み)エカホウそ(その他表記)eka-boron

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エカホウ素」の意味・わかりやすい解説

エカホウ素
エカホウそ
eka-boron

D.I.メンデレーエフが元素の周期律を発見したとき,周期表中の空位に入ると予言された仮想元素の1つ。ホウ素と同族であるという意味で,スカンジウムに対してエカホウ素という名でその物理的,化学的性質を予言した。この予言された仮想元素は 1879年に,スウェーデンの化学者 L.F.ニルソンによりガドリン石から発見され,スカンジナビアにちなんでスカンジウムと命名された。メンデレーエフの予言の正しさが立証された一例である。エカはサンスクリット語で1の意味をもつ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む