エストラーダ主義(読み)エストラーダしゅぎ(その他表記)Estrada doctrine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エストラーダ主義」の意味・わかりやすい解説

エストラーダ主義
エストラーダしゅぎ
Estrada doctrine

メキシコ外相 D. G.エストラーダによって提唱された政府承認に関する原則ラテンアメリカでは革命により頻繁に政府が交代したため,20世紀になって立憲的正統性政府承認要件とする動きが広がった。これに対してエストラーダは 1930年に,それは外国への内政干渉であると反論し,いかなる方法で新政府が成立してもそれが領域の実効的支配を確立していれば,諸外国は承認問題を留保して外交使節の交換を維持すべきであると主張した。 (→トバール主義 )

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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