エドワーズ高原(読み)えどわーずこうげん(その他表記)Edwards Plateau

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エドワーズ高原」の意味・わかりやすい解説

エドワーズ高原
えどわーずこうげん
Edwards Plateau

アメリカ合衆国南部、テキサス州南西部にある高原グレート・プレーンズの最南部に位置する。西は標高1200メートル付近から、東は標高300メートル付近まで、東に向かって緩く傾く広大な地域で、その東方はメキシコ湾岸の海岸平野につながる。ヒツジをはじめとする典型的な大規模牧畜業が営まれている。羊毛などの集散地をなすサン・アンジェロがその中心都市で、東部には古い歴史をもつ大都市サン・アントニオがある。

[鶴見英策]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エドワーズ高原」の意味・わかりやすい解説

エドワーズ高原
エドワーズこうげん
Edwards Plateau

アメリカ合衆国,テキサス州西部の高原。通常グレートプレーンズ延長とみなされている。リオグランデ川支流ペコス川が西の境になっている。標高は 600~1500mで,リオグランデ川およびコロラド川水源地である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android