20世紀西洋人名事典 の解説
エドワード・ウィリアム エルガー
Edward William Elgar
1857.6.2 - 1934.2.23
英国の作曲家。
ブロードヒース(ウスター近郊)生まれ。
教会のオルガン奏者の息子として生まれ、最初地方音楽家として活動するが独学で作曲を習得。管弦楽曲「エニグマ変奏曲」(1899年)、合唱曲「ジェロンティウスの夢」(1900年)で作曲家としての地位を確立。ワーグナーやブラームス等後期ロマン派の作曲家の影響を受けているが、親しみやすい旋律、緻密な職人的技巧により高貴な人間感情を歌っている。行進曲「威風堂々」(’02年)は良く知られている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報