20世紀西洋人名事典 「エミール・M.シオラン」の解説
エミール・M. シオラン
Emile M. Cioran
1911 -
ルーマニアの思想家,随筆家。
ルーマニア出身。
1937年フランス留学後、パリに定住する。近代における人間的条件の不条理性をテーマとして、哲学的エッセーを簡潔なニヒリスティックな文体で著述する。主な著書に「崩壊概論」(’49年)、「苦渋の三段論法」(’52年)、「生誕の災厄」(’73年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報