化学辞典 第2版 「エリトロポイエチン」の解説
エリトロポイエチン
エリトロポイエチン
erythropoietin
略号EPO.エリスロポエチンともいう.腎臓由来の造血ホルモンで,骨髄における赤血球前駆細胞の分化(CFC-Eから赤芽球へ)を促進する.アミノ酸166個よりなるが,糖鎖が多く,分子量は3.5×104 近い.貧血の治療に有用であるが,運動選手のドーピングで問題となっている.[CAS 11096-26-7]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報