エルスタル(読み)えるすたる(その他表記)Herstal

デジタル大辞泉 「エルスタル」の意味・読み・例文・類語

エルスタル(Herstal)

ベルギー東部、リエージュ州都市リエージュ北東に隣接し、マース川沿いに位置する。19世紀に石炭採掘と鉄鋼業により発展国営の兵器工場のほか、精密機器・宇宙開発などの企業がある。カロリング王朝の離宮が置かれ、フランク王シャルルマーニュカール大帝)の出生地とする説もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「エルスタル」の意味・わかりやすい解説

エルスタル
えるすたる
Herstal

ベルギー東部、リエージュ州の工業都市。人口3万6359(2002)。州都リエージュの北東にあり、ムーズ川(マース川)の河谷に位置する。かつて石炭業が重要であったが閉山した。今日では国営兵器工場のほか、電気機械工業が中心。カロリング王朝の離宮があった。ドイツアーヘンと並び、シャルルマーニュ(カール大帝)の出生地とする説がある。

[川上多美子]

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