20世紀西洋人名事典 の解説
エードゥアルト シュトゥッケン
Eduard Stucken
1865 - 1936
ドイツの劇作家,小説家。
新ロマン派に属し、「ランツェロット」(1909年)、「トリスタンとイゾルデ」(’16年)はワーグナーを継承した神話的歴史観に立った作品で、中世の聖杯物語を取り扱った戯曲7部作に含まれる。小説3部作「白き神々」(’18年)はメキシコ原住民アズテク人の滅亡を描いた歴史絵巻である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報