エーブナー=エシェンバハ(その他表記)Ebner-Eschenbach, Marie, Freifrau von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

エーブナー=エシェンバハ
Ebner-Eschenbach, Marie, Freifrau von

[生]1830.9.13. モラビア,ジスラビチ
[没]1916.3.12. ウィーン
オーストリアの女流作家。伯爵家に生れ,18歳で従兄にあたる学究的な軍人エーブナー男爵と結婚。恵まれた環境にありながらも,貧しい小農民や社会的にしいたげられた小市民にあたたかい関心を寄せ,一方善意と義務感を重んじる教訓的性格も濃厚である。短編集『村と城の物語』 Dorf-und Schlossgeschichten (2巻,1883,86) と,教養小説『村営育児所の子』 Das Gemeindekind (87) が代表作。特に『クランバンブリ』 Krambambuli,『ウソ』 Der Finkなど動物にやさしい愛情を注いだ作品,また子供への限りないいつくしみに満ちた『優等生』 Der Vorzugsschülerなど忘れがたい小品が少くない。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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