20世紀西洋人名事典 「オイゲンバンベルガー」の解説
オイゲン バンベルガー
Eugen Bamberger
1857.7.19 - 1932.12.10
ドイツの化学者。
元・連邦工科大学教授。
ベルリン生まれ。
ベルリン大で学位を取得し、1883年ミュンヘン大助手を経て1893年チューリッヒの連邦工科大学教授に就任したが1905年右腕麻痺のため辞任。1894年ニトロ化合物を還元し、窒素の原子価が5であるとした。又芳香族炭化水素を研究し、レテン、クリセン、ピレン等の構造を決定したほか、水素を添加すれば脂肪族の性質をもつことを認め、脂環化合物と呼んだ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報