オキサントロン

化学辞典 第2版 「オキサントロン」の解説

オキサントロン
オキサントロン
oxanthrone

10-hydroxy-9(10H)-anthracenone.C14H10O2(210.22).アントラヒドロキノンケト形で,アントロン臭素化して生じる10-ブロモ-9-アントロンを加水分解すると得られる.融点167 ℃(分解)の結晶で,空気中では安定である.アルカリ水溶液には溶けないが,加熱すればアントラヒドロキノンの塩となって溶ける.還元すればアントロールを生じる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む