オクタヘドライト

最新 地学事典 「オクタヘドライト」の解説

オクタヘドライト

octahedrite

今日では鉄隕石分類微量元素に基いて行われているが,昔の文献を読むには鉄隕石の組織に基いた分類の知識が必要である。ニッケル含有量が6〜13%の自然ニッケル鉄からなる鉄隕石のことをオクタヘドライトという。鉄隕石の70%以上を占める。カマサイト(α鉄,Ni4〜6%)とテーナイト(γ鉄,Ni13〜46%)がつくる顕著なウィドマンシュテッテン構造特徴である。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 高明 野口

世界大百科事典(旧版)内のオクタヘドライトの言及

【鉄隕石】より

…鉄隕石の平均組成とコンドライトの金属相の平均組成の密接な対応関係より,鉄隕石はコンドライト組成物質の部分的あるいは完全融解により分離した金属相を代表し,それが地球中心部の核に対応すると推定されている。鉄隕石はNi含有量により,ヘキサヘドライトhexahedrite(Ni4~6%),オクタヘドライトoctahedrite(Ni6~14%)およびアタキサイトataxite(Ni14%以上)に細区分される。鉄隕石のうち約85%を占めるオクタヘドライト中には,カマサイトkamacite(α‐鉄,Ni4~6%)およびテーナイトtaenite(γ‐鉄,Ni30~60%)が含まれる。…

※「オクタヘドライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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