オクタン酸(読み)オクタンサン

化学辞典 第2版 「オクタン酸」の解説

オクタン酸
オクタンサン
octanoic acid

C8H16O2(144.21).CH3(CH2)6COOH.カプリル酸ともいう.グリセリドとしてバター脂やし油などの油脂類のなかに含まれている.1-オクタノールを酸化するか,ヘキシルマロン酸を分解すると得られる.無色の葉状結晶.不快臭をもつ.融点16 ℃,沸点237 ℃,124 ℃(13.3 kPa).0.910.1.4285.水に難溶,種々の有機溶剤に可溶.香料や色素原料として用いられる.[CAS 124-07-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む