オタールイオセリアーニ(その他表記)Otar Iosseliani

現代外国人名録2016 「オタールイオセリアーニ」の解説

オタール イオセリアーニ
Otar Iosseliani

職業・肩書
映画監督,脚本

国籍
ジョージア

生年月日
1934年2月2日

出生地
ソ連グルジア共和国トビリシ(ジョージア)

学歴
モスクワ大学応用数学科卒,ソ連国立映画大学卒

受賞
ジョルジュ・サドゥール賞〔1968年〕「落葉」,ベルリン国際映画祭国際映画批評家連盟賞〔1982年〕「田園詩」,ベチネア国際映画祭審査員特別賞(第41回・46回・53回)〔1984年・1989年・1996年〕「月のお気に入り」「そして光があった」「群盗、第七章」,モスクワ国際映画祭アンドレイ・タルコフスキー賞〔1993年〕「蝶採り」,ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞,第52回)〔2002年〕「月曜日乾杯!」

経歴
大学で応用数学を学んだ後、国立映画大学に入学、アレクサンドル・ドヴジェンコに師事。トビリシ撮影所に入り、数本の短編を監督した後、1962年中編「四月」、記録映画「鋳鉄」(’64年)で才能を認められる。’68年長編第1作「落葉」(’66年)がジョルジュ・サドゥール賞を受賞し、国際的に評価を受ける。’79年パリに拠点を移し、以後、「月のお気に入り」(’84年)、「そして光があった」(’89年)、「群盗、第七章」(’96年)の3作品がベチネア国際映画祭審査員特別賞を受賞。ジョージアとフランスを行き来する。他の監督作品に「歌うつぐみがおりました」(’70年,脚本も)、「田園詩」(’76年,脚本も)、「蝶採り」(’92年)、「素敵な歌と舟はゆく」(’99年)、「月曜日に乾杯!」(2002年)、「ここに幸あり」(2006年)、「汽車はふたたび故郷へ」(2010年)などがある。1999年第12回東京国際映画祭で初来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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