コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

群盗 ぐんとう Die Räuber

6件 の用語解説(群盗の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

群盗
ぐんとう
Die Räuber

ドイツの詩人,劇作家シラーの処女戯曲。 1782年のマンハイムでの初演は大きな反響を呼び,シュトゥルム・ウント・ドラングの代表作の一つとなった。フランケン地方の領主マクシミリアン・モール伯の長男カルルは自分の正義感を傷つけられたため,既成の社会秩序および人権抑圧に反抗し,みずから盗賊団の首領になる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ぐん‐とう〔‐タウ〕【群盗】

群れをなした盗賊。

ぐんとう【群盗】[戯曲]

《原題、〈ドイツDie Räuberシラーの戯曲。5幕。1782年初演。伯爵家の長男カールが、弟の陰謀によって父の愛と恋人を奪われ、盗賊団の首領となって社会悪に挑戦する物語。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

群盗【ぐんとう】

シラーの悲劇。1781年作,5幕。老伯爵の長子カールは異国留学中に弟フランツの陰謀で父の愛も恋人も奪われ,盗賊団の首領となって自由に生き,偽善的な社会に挑戦するが,最後には自首する。
→関連項目イフラント

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

ぐんとう【群盗】

集団をなしている盗賊。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

群盗
ぐんとう
Die Ruber

ドイツの文豪シラーの最初の戯曲で、5幕からなる悲劇。シラー21歳のとき(1781)匿名で自費出版された。個人の自由を抑圧する因習的家父長制社会にあって、自我を貫いて生きる2人のまったく性格の異なる兄弟の反逆と背徳と贖罪(しょくざい)とを、大胆な表現と荒削りなタッチで描く。激しい自我主張と、生についての哲学的・宗教的煩悶(はんもん)が交錯し、一義的解釈の困難な意味深い内容が特色。
 老モーア伯爵の長男カールは理想家肌で、荒くれたことの好きな熱血児。彼は無軌道な生活を悔いて、父あてに謝罪の手紙を送る。しかし家督相続権をねらう冷血、狡猾(こうかつ)な弟フランツはこれを握りつぶし、逆に勘当を宣告する父の偽手紙を兄に送る。カールは絶望し、愛を喪失した人間社会への報復を神にかわって行うために、仲間にそそのかされて盗賊団の首領となる。しかしのちに弟にだまされていたとわかり愕然(がくぜん)とする。兄の復讐(ふくしゅう)を恐れた弟は縊死(いし)する。己の罪深さを悟り、カールは法の裁きに身をゆだねる決意をする。1782年の初演に成功を収めて以来、ドイツでもっとも人気のある戯曲の一つとなっている。[内藤克彦]
『久保栄訳『群盗』(岩波文庫) ▽新関良三著『シラー戯曲研究・群盗』(1982・三修社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

群盗の関連キーワードイフラントクラブント西ドイツ三好十郎統一ドイツマールバハトーマス・マンドイツの小さな町ドン・カルロワイマールのシラーの家

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

群盗の関連情報