オリバシン

化学辞典 第2版 「オリバシン」の解説

オリバシン
オリバシン
olivacine

1,5-dimethyl-6H-pyrido[4.3-b]carbazole.C17H14N2(246.31).キョウチクトウ科Aspidosperma olivaceumA.longepetiolatumA.australeなどに含まれるインドールアルカロイドの一つ.黄色の柱状晶.融点317~325 ℃(分解).希アルコール溶液は蛍光を発する.λmax 224,238,276,287,292,314,329,375 nm(log ε 4.39,4.33,4.70,4.85,4.83,3.66,3.80,3.66.エタノール).pKa 7.91±0.40.メタノール,アセトンクロロホルムに可溶,水に難溶.[CAS 484-49-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android