オリンピア祭(読み)オリンピアサイ

デジタル大辞泉 「オリンピア祭」の意味・読み・例文・類語

オリンピア‐さい【オリンピア祭】

オリンピアで4年ごとの夏に開催された、ゼウスにささげる祭典。前776年からローマ皇帝勅令で廃止される393年まで293回続き、各種の競技が行われた。この期間中は、全ギリシャの戦争休戦となった。→オリンピック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「オリンピア祭」の意味・読み・例文・類語

オリンピア‐さい【オリンピア祭】

  1. 〘 名詞 〙 古代ギリシア時代、ペロポネソス半島のオリンピアで、主神ゼウスのために四年に一度開かれた祭典。陸上競技ほか悲劇上演音楽絵画の競技なども行なわれ、その期間は戦争中であっても休戦して開催された。紀元前七七六年に始まり、三九三年に廃止された。オリンピア。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android