オルシャンスキー石(読み)オルシャンスキーせき

最新 地学事典 「オルシャンスキー石」の解説

オルシャンスキーせき
オルシャンスキー石

olshanskyite 露◆ольшанскит

化学組成Ca2〔B3O3OH6〕(OH)・3H2Oの鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.7953nm,b0.9873,c0.7362,α111.00°,β94.65°,γ107.53°,単位格子中に2分子含む。繊維状~柱状結晶の塊状集合。白~淡紅~淡褐色,半透明,ガラス~絹糸光沢。劈開未決定。硬度3.5,比重2.19。薄片では無色,屈折率α1.553,β1.562,γ1.567,2V(-)60°。東シベリアのスカルンと,岡山県高梁市備中町布賀のスカルンと結晶質石灰岩境界に貫入した方解石脈中に産する。前者ザイベリー石などと,後者は方解石・ニフォントフ石・五水灰ほう石と共生し,スカルン生成後の熱水作用による産物と考えられている。名称はロシアの地球化学者Y.I.Olshanskii(1912~58)に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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