ニフォントフ石(読み)ニフォントフせき

最新 地学事典 「ニフォントフ石」の解説

ニフォントフせき
ニフォントフ石

nifontovite

化学組成Ca3B6O6OH12・2H2Oの鉱物単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a1.312nm, b0.9500, c1.356, β119.59°, 単位格子中4分子含む。微細結晶の集合塊。無~灰白色,透明,ガラス光沢。長波紫外線紫色蛍光を発する。劈開はのびの方向にわずか。硬度3.5, 比重2.35。薄片では無色,屈折率α1.573~1.575,β1.577~1.578,γ1.584~1.585, 2V(+)66°~76°。光分散rv強。希塩酸に可溶。ロシアのウラル地方のスカルンから灰鉄ざくろ石-灰ばんざくろ石・ザイベリー石などに伴う希産鉱物で,ほかに岡山県高梁市備中町布賀ではスカルンと結晶質石灰岩との境界部に脈状,オルシャンスキー石脈に切られている。名称はロシアの地質学者R.V.Nifontovにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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