オルミズド4世(読み)オルミズドよんせい(その他表記)Ormizd IV; Hormizd IV

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オルミズド4世」の意味・わかりやすい解説

オルミズド4世
オルミズドよんせい
Ormizd IV; Hormizd IV

[生]?
[没]590
古代イラン,ササン朝の王 (在位 579~590) 。ホスロー1世の子。父の死後即位。権力者や圧制者にきびしく接して弱者の保護に努め,またキリスト教徒に対して寛容策をとったといわれる。しかし,ビザンチン帝国に対しては父の政策を引継ぎ,強硬策をとった。晩年,トルコ族撃退に功あった将軍バフラム・チュービーンによって王位を追われ,バフラムを破った息子のホスロー2世パルビズによって殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む