旺文社世界史事典 三訂版 「オルミュッツの条約」の解説
オルミュッツの条約
オルミュッツのじょうやく
Olmütz Punktation
プロイセン王フリードリヒ=ヴィルヘルム4世は,小ドイツ主義の立場からオーストリアを除くドイツ連盟案を企てたが,オーストリアは強硬に反対し,ロシアもこれを支持したため,同年オーストリアとモラヴィアのオルミュッツで条約を結んだ。これによりドイツ連盟案は破棄され,ウィーン体制にもとづくドイツ連邦の復活が決定された。
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