おれそれ(読み)オレソレ

デジタル大辞泉 「おれそれ」の意味・読み・例文・類語

おれ‐それ

あれこれ。何やかや
「傍輩中の―も中よく見ゆる中庭より」〈浄・廿四孝
あれこれの作法。人との対応。
「お屋敷様へ上げておきますと、―がどこか違って参ります」〈滑・浮世風呂・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「おれそれ」の意味・読み・例文・類語

おれ‐それ

  1. 〘 名詞 〙
  2. 何やかや。あれこれ。
    1. [初出の実例]「人のおれそれ、世の中の義理順義(じゅんぎ)を知るがさいご」(出典浄瑠璃傾城酒呑童子(1718)三)
  3. あれこれの行儀作法応対。あいさつ。
    1. [初出の実例]「乗相の気さんじは、おれそれなしに横にねて」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)湊)

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