応対(読み)オウタイ

デジタル大辞泉 「応対」の意味・読み・例文・類語

おう‐たい【応対】

[名](スル)相手になって、受け答えすること。「どんな客にも巧みに応対する」「電話応対がうまい」
[類語]応接接待接客人あしらい客あしらい客扱い客をする受け答えやりとり応酬

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精選版 日本国語大辞典 「応対」の意味・読み・例文・類語

おう‐たい【応対】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相手になって受けこたえすること。客をもてなすこと。応接。
    1. [初出の実例]「論雖蜂起、応対如流、皆屈服莫驚駭」(出典懐風藻(751)釈智蔵)
    2. 「一人で茶をつぎ客の応対をしてゐる二代木仙は」(出典:暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉三)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公三一年〕
  3. ある問題について話し合うこと。利害関係の反する者同士が交渉すること。談判
    1. [初出の実例]「何時でも直下げの身請、三百両で応対がして有」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)四)

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普及版 字通 「応対」の読み・字形・画数・意味

【応対】おうたい

うけこたえ。〔論語、子張〕子夏の門人小子、洒・應對・に當りては、則ち可なり。抑(そもそも)末なり。之れを本づくるは、則ち無し。之れを如何(いかん)せん。

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