デジタル大辞泉 「オンプレミス」の意味・読み・例文・類語 オン‐プレミス(on-premises) 企業などで、サーバーやデータベースなどの情報システムを自社内の設備で運用すること。クラウドサービスに対し、自社で運用していることを強調する語として用いられる。自社運用。オンプレ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「オンプレミス」の意味・わかりやすい解説 オンプレミスおんぷれみすon-premises 情報システムを企業や組織が自社内または自社で準備した設備内に設置し、自己の責任において運用すること。かつては情報システムの運用は自社で行うことが当然であったため特別な呼称はなかったが、クラウドサービスを導入する企業や組織が増えたのに相対してこの呼称が生まれた。 クラウドサービスは、初期コストや固定的な運用コストの面で有利な一方で、セキュリティの高さや安定性においてはオンプレミスに一日の長がある。金融分野や高度な機密を取り扱う企業など、かならずしもクラウドサービスが適切ではない業種や業務も存在する。[編集部][参照項目] | クラウドコンピューティング 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例