最新 地学事典 「オーキープ銅鉱床」の解説
オーキープどうこうしょう
オーキープ銅鉱床
Ookiep copper deposit
南ア共和国ケープ州の鉱染鉱脈鉱床。原生代の片麻岩・結晶片岩を走向E-W,北へ急斜して貫くハイパーシン斑れい岩の岩脈中に胚胎。3,000km2の範囲に27鉱体が分布。不規則な脈状鉱体で,最大延長1km,幅100m。鉱石鉱物は斑銅鉱・黄銅鉱でペントランド鉱・磁硫鉄鉱を伴う。地表近い鉱体には厚さ数十mの二次富化帯が発達。1685年発見,1852年開山。1940~79年の生産量と埋蔵鉱量合計9,380万t, 品位Cu1.75%。熱水交代説もあったが,その後マグマ分化説が有力。
執筆者:中川 充
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

