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お染・半九郎 おそめ・はんくろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

お染・半九郎 おそめ・はんくろう

浄瑠璃(じょうるり),歌舞伎登場人物
旗本菊地半九郎は祇園(ぎおん)の遊女お染を,家宝の刀を金にかえ身請けしようとするが,たまたま友人の弟を殺してしまい,ふたりは心中する。寛永3年(1626)京都鳥辺山でおきた心中事件を題材に近松門左衛門が作品化。大正4年には岡本綺堂の戯曲「鳥辺山心中」が評判となる。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典内のお染・半九郎の言及

【鳥辺山心中】より

…近代的な恋愛至上主義をうたいあげた名作で,脚本に指定された古風な義太夫も新鮮にひびき,〈清きおとめと恋をして〉〈鳥辺の山を死場所と〉などの名せりふで一世を風靡した。初演の左団次・松蔦以降,3世寿海・2世芝鶴から,10世市川海老蔵・5世坂東玉三郎に至るまで,お染・半九郎は多くのコンビによって繰り返し上演され,古典としての位置を得ている。遊女お染も,従来の遊女の類型を破った美しさがみられ,半九郎も純情な青年の多感さを遺憾なく表現,近代的な人物像の一種の典型を示している。…

※「お染・半九郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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