カイルベルト(読み)かいるべると(その他表記)Joseph Keilberth

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カイルベルト」の意味・わかりやすい解説

カイルベルト
かいるべると
Joseph Keilberth
(1908―1968)

ドイツの指揮者。1935年に生地カールスルーエ歌劇場の音楽総監督に就任したのち、プラハのドイツ・フィルハーモニー、その後身のバンベルク交響楽団、ドレスデン国立歌劇場、ハンブルク・フィルハーモニーの指揮者を経て、51年バイエルン国立歌劇場指揮者、59年には同音楽総監督となった。68年(昭和43)バンベルク交響楽団と来日したほかNHK交響楽団にしばしば客演、N響名誉指揮者の称号を受けた。ミュンヘンワーグナーの『トリスタンイゾルデ』を指揮中に倒れ、心臓麻痺(まひ)で死去。重厚堅実な指揮ぶりで知られた。

[岩井宏之]

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