カウラ事件

共同通信ニュース用語解説 「カウラ事件」の解説

カウラ事件

太平洋戦争中の1944年8月5日、オーストラリア首都北方の町カウラにあった捕虜収容所で拘束されていた日本兵計1104人のうち500人以上が、野球のバットや食器のフォーク、ナイフで看守を威嚇するなどして集団脱走を図った。銃撃されたり、自ら命を絶ったりして231人が死亡した。逃げた他の兵士は投降するなどして事件は数日後に鎮圧された。オーストラリア兵4人も亡くなった。(カウラ共同)

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