普及版 字通 「カク・スイ」の読み・字形・画数・意味
24画
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は霍(かく)。霍にまた隹(すい)を加えて、雨中に飛ぶ鳥の羽音を示した。〔説文〕四上に「飛ぶ聲なり。雨に從ふ。雨ふりて飛するもの、其の聲然たり」とするが、霍の繁文とみてよい字である。字はまた通じて霍に作る。〔玉〕に「露なり」と、また別解を施し、「靡、の風に隨ふ皃なり」とする。
[訓義]
1. 雨中に飛ぶ鳥の羽音。
2. つゆ。
3. 草のなびくさま、草のなよやかなさま。
[古辞書の訓]
〔立〕 タハヤカナリ・ナビク・トラフ 〔字鏡集〕 トリノハヤクトブ・トブコヱ・フルフ・ヒロシ・ツユ
[熟語]
▶・靡▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報