日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 カスティーリョ・ソロルサノかすてぃーりょそろるさのAlonso de Castillo Solórzano(1584―1648?) スペインの劇作家、短編小説家。トルデシリャス生まれ。『デカメロン』の影響を受け、ピカレスク風短編小説で才能を発揮。当時の日常生活を浮き彫りにする。代表作は『トラパーサ学士』(1634)、『セビーリャの女すり』(1642)、貧しい女主人公が地位を得ようと奮戦するさまをユーモラスに描く『いつわりの女、テレサ・デ・マンサナーレス』(1632)。[清水憲男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 カスティーリョ・ソロルサノCastillo Solórzano, Alonso de [生]1584. トルデシーリャス[没]1648?スペインの小説家,劇作家。代表作は悪者小説『得業士トラパサの冒険』 Las aventuras del Bachiller Trapaza (1637) ,『セビリアのこそ泥』 La garduña de Sevilla (42) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by