カソードルミネッセンス

最新 地学事典 「カソードルミネッセンス」の解説

カソードルミネッセンス

cathode luminescence

物質が真空中で電子線によって励起され,リン光や蛍光などのルミネッセンスを発生すること。陰極線ルミネッセンスとも。鉱物中の格子欠陥や含有される不純物などによってルミネッセンスが異なることから,鉱物の特性把握に用いられる。特に堆積学分野では,砂岩中の石英や長石の成因による分別や,炭酸塩セメントの成長過程における環境変化を明らかにするために用いられる。通常の顕微鏡での観察と異なり,真空中で試料に電子線を当てる装置が必要だが,ルミノスコープをはじめ,いくつかの市販のものがある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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