デジタル大辞泉 「かつふつ」の意味・読み・例文・類語 かつ‐ふつ [副](あとに打消しの語を伴って用いる)まったく。まるで。「―懐いた事のないような、不思議な物狂わしい情熱が」〈菊池寛・藤十郎の恋〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「かつふつ」の意味・読み・例文・類語 かつ‐ふつ 〘 副詞 〙 ( ふつう、下に打消の意を含む語句を伴う。また、下に「に」を伴う場合もある ) まったく。全然。まるで。ふつに。[初出の実例]「奴とおやぢの巧にて施主こかさんとせられしを、施主へ内談をもらし、かつふつやめさせられしよし」(出典:評判記・赤烏帽子(1663)山本金作)「我身ながらもかつふつにがてんのゆかぬことの有」(出典:浄瑠璃・信田小太郎(1702頃)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「かつふつ」の読み・字形・画数・意味 【】かつふつ 柩車を引くのに用いるくずのつな。〔左伝、宣八年〕、(けいえい)(公の夫人)をる。旱(ひでり)して無し。始めてを用ふ。字通「」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報