普及版 字通 「カツ・くず・かずら」の読み・字形・画数・意味
常用漢字 12画
(旧字)
13画
[字訓] くず・かずら
[説文解字]
[字形] 形声
声符は曷(かつ)。〔説文〕一下に「(ちげき)の艸なり」とあり、古くはの繊維を用いて祭衣を作った。〔詩、周南、覃〕に「と爲しと爲し 之れをして(いと)ふ無し」とみえる。布はあらい布で、夏服などに用いた。
[訓義]
1. くず、まくず、つる。
2. くずぬの、あらぬの。
3. 国語、つづら。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 加豆良(かづら) 〔和名抄〕 久須加豆良乃美(くずかづらのみ) 〔名義抄〕 カヅラ・クズカヅラ 〔立〕 カヅラ・クズ・マジハル
[熟語]
衣▶・越▶・裘▶・橋▶・巾▶・▶・溝▶・穀▶・根▶・紗▶・袗▶・生▶・帯▶・▶・帳▶・▶・藤▶・布▶・▶・粉▶・▶・▶・▶・縷▶・▶・籠▶
[下接語]
衣・越・・夏・糾・裘・樛・采・細・繊・・短・紵・長・・麻・・捫・冶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報