最新 地学事典 の解説
カニアピスカウスーパーグループ
Kaniapiskau Supergroup
カナダ楯状地北西部ラブラドルトラフを構成する原生代早期の地層。1.9億〜1.6億年前にHudosonian造山運動を受ける。Superior provinceの北東縁に沿い南北~北北西-南南東方向に分布。一部はGrenvilleフロントの南側にも点在。東西2帯からなり,西側は始生界基盤を覆う卓状地的な堆積物で,主にオーソコーツァイト・苦灰岩・頁岩からなり2層の顕著な縞状鉄鉱層を挟み,変形・変成は軽微。東側は全層厚10km,堆積岩類に加え大量の苦鉄質火山岩類(ソレアイト質枕状溶岩・火砕岩を含む)と斑れい岩・超苦鉄質岩のシートなどを伴う。基盤とともに著しい変形と一部グラニュライト相に達する中圧型の変成作用を受ける。
執筆者:加納 隆
参照項目:ラブラドルトラフ
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

