デジタル大辞泉 「挟み」の意味・読み・例文・類語 はさみ【挟み/▽挿み】 物をはさむこと。また、はさむもの。「紙―」「洗濯―」「ひと―のみてぐらに」〈かげろふ・上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「挟み」の意味・読み・例文・類語 はさみ【挟・挿】 〘 名詞 〙 ( 動詞「はさむ(挟)」の連用形の名詞化 )① 物の間にさしはさむこと。また、物をはさみとめることやそのもの。みてぐらなどを数えるのに用いる。[初出の実例]「ひとはさみのみてぐらに、かう書きつけたりけり」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)② =あゆみ(歩)③〔和漢船用集(1766)〕③ 囲碁でいう語。(イ) カカリなどの石がヒラキを打って治まってしまわないように、両方向から攻める着手。(ロ) 自分の石に接着している相手の一子を反対方向からピッタリ接着して打つ手。ハサミツケ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「挟み」の解説 挟み (1) 二枚の硬い層の間に挟まれた軟らかい堆積岩の薄い葉理か,層理の間にあって容易に剥離しやすい面.地層の間に不純物の薄層が挾在する場合の挾雑物の総称.“しめ”も同義[Tomkeieff : 1983,渡辺編 : 1935].(2) 鉱物の劈開(へきかい)面に沿って他の物質が包有され隔壁のようになっているものも挟みという[渡辺編 : 1935].(3) 以上とは異なり,結晶内部に一定の方向に平行して生じる割れ目を裂開(parting)という[渡辺編 : 1935]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報