カメラグランプリ(読み)かめらくらんふり,かめらぐらんぷり

カメラマン写真用語辞典 「カメラグランプリ」の解説

カメラグランプリ

TIPAEISA とならび世界3大カメラ賞に数えられる、昭和59(1984)年創設の権威ある賞。 カメラ記者クラブ が主催し、運営にはカメラグランプリ実行委員会があたる。(4月1日から翌年の3月31日までの)1年間に日本国内で新発売されたスチルカメラなかから、もっとも優れたカメラ1機種を選び表彰する。審査には、カメラ記者クラブ員および加盟誌の各編集長(もしくは代表者)にくわえて、カメラグランプリ実行委員会が委託した外部選考委員(学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家など約50名)があたる。  なお従来の“カメラグランプリ”のタイトルは平成20(2008)年から“カメラグランプリ大賞”へと変更された。また、カメラグランプリ(大賞)とは別に、平成2(1990)年から、対象をカメラ以外のアクセサリーにまで範囲を広げ、カメラ記者クラブのメンバーが合議によって選ぶ「カメラ記者クラブ特別賞」も設けられている。こちらも平成20年に「カメラ記者クラブ賞」へと名称を変更している。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android