カモフラージュ

デジタル大辞泉 「カモフラージュ」の意味・読み・例文・類語

カモフラージュ(〈フランス〉camouflage)

[名](スル)カムフラージュ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「カモフラージュ」の意味・読み・例文・類語

カモフラージュ

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] camouflage )[ 異表記 ] カムフラージュ
  2. ( ━する ) 軍事施設、兵器軍艦、車両、兵員などに迷彩や木の枝をつけるなどの擬装を施して、敵の目をくらますこと。また、その装備。迷彩。〔訂正増補新らしい言葉の字引(1919)〕
    1. [初出の実例]「原色の黄や緑でカムフラージュされた戦車」(出典:青年の環(1947‐71)〈野間宏〉煤煙)
  3. ( ━する ) 様子を変えて、本当の姿、心情を悟られないようにすること。人目をごまかすこと。
    1. [初出の実例]「この反対表現が、一種のカモフラーヂーとして用ひられている場合を」(出典:反対表現の思想(1930)〈赤神良譲〉)
    2. 「先生はカムフラージュして大切なもの外へ現はさないですもの」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android