ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラガンダ州」の意味・わかりやすい解説 カラガンダ〔州〕カラガンダKaraganda カザフスタン中部の州。州都カラガンダ。カザフ丘陵中部にあり,おもにステップ地帯からなる。乾燥した大陸性気候で,年降水量は 200~400mmと少ない。カラガンダ炭田地帯が州経済の中心で,採炭が行なわれるほか,鉄鋼,木材加工,機械などの工場が立地する。農業はステップ地帯でコムギ,トウモロコシ,ヒマワリなどの栽培が,西部の半砂漠地帯で牧畜が行なわれる。住民の多くは都市に住み,カラガンダ,テミルタウ,オサカロフカに集中している。州内の主要交通機関は首都アスタナから南へ延びる鉄道とカラガンダ付近から東へ延びるその支線,およびそれにほぼ並行して走る幹線道路である。面積 42万8000km2。人口 137万8288(2015推計)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by