日本大百科全書(ニッポニカ) 「カラクリ湖」の意味・わかりやすい解説 カラクリ湖からくりこКаракуль/Karakul' 中央アジアのタジキスタン共和国にある湖。パミール高原北部の盆地に位置する。面積380平方キロメートル、湖面標高3914メートル。湖岸線は約100キロメートルで、周囲を高山で囲まれる。最大水深は東部で22メートルと浅いが、西部では236メートルに達する。流出する河川はなく、塩分を含む。夏季には表面水温が12℃を超すが、11月末から4月までは氷結する。「カラクリ」はチュルク語で「黒い湖」の意。[小宮山武治] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラクリ湖」の意味・わかりやすい解説 カラクリ湖カラクリこozero Karakul' タジキスタン東部にある湖。パミール高原の北東部にあり,湖面標高 3914m,面積 380km2。流入する河川はあるが,流出河川がなく,塩水化している。1年のうち半分以上結氷。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by