カラマ(その他表記)Calama

デジタル大辞泉 「カラマ」の意味・読み・例文・類語

カラマ(Calama)

チリ北部、アントファガスタ州の都市アタカマ砂漠を流れるロア川流域のオアシスに位置する。世界最大規模のチュキカマタ銅山開発の拠点南東にはアタカマ文化の遺跡がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラマ」の意味・わかりやすい解説

カラマ
Calama

チリ北部の都市。太平洋岸から約 140km内陸,アンデス山脈西斜面にあり,標高約 2200m。アタカマ砂漠を流れるロア川にのぞむオアシスで,南西約 200kmの太平洋岸にあるアントファガスタへ水道が引かれている。周辺の鉱業・農業地帯の取引中心地であるとともに,アルゼンチンからアンデスを越えて運ばれてくるウシの受入れ基地となっている。近くにアメリカ合衆国のスミソニアン・インスティテューション付属の太陽観測所がある。アントファガスタと鉄道で連絡。人口9万 5379 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android