カリ明礬(読み)カリミョウバン

デジタル大辞泉 「カリ明礬」の意味・読み・例文・類語

カリ‐みょうばん〔‐ミヤウバン〕【カリ明×礬】

カリウムアルミニウム明礬のこと。ふつう単に明礬とよぶ。加熱脱水して焼き明礬を作る。→明礬みょうばん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「カリ明礬」の意味・読み・例文・類語

カリ‐みょうばん‥ミャウバン【カリ明礬】

  1. 〘 名詞 〙 ( カリは[オランダ語] kali ) カリウム‐アルミニウム明礬のことで、普通は単に明礬という。化学式 KAl(SO4)2・12H2O 明礬石硫酸を加えて製した白色または無色透明結晶。水処理の凝結剤、媒染剤、皮なめしなどに使われ、水分を除いたものは焼明礬と呼ばれ、医用の収斂(しゅうれん)剤に用いる。〔鉱物字彙(1890)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android