20世紀西洋人名事典 「カルルハウスホーファー」の解説
カルル ハウスホーファー
Karl Haushofer
1869.8.27 - 1946.3.13
ドイツの地政学者,軍人。
元・ミュンヘン大学教授。
ミュンヘン生まれ。
陸軍少将として第一次世界大戦に従軍後、1921年ミュンヘン大学地理学教授に就任、’24年「地政学報」を編集。後にヒトラーの外交顧問を務めるが、’38年頃からナチズムに幻滅し、息子アルブレヒトが反ヒトラー抵抗運動で逮捕され、射殺されるとこれを悲しみ妻と自殺する。地政学を提唱し、自然地理的環境と政治の相互関連を強調する。著書に「ダイニホン」(’13年)、「太平洋地政学」(’25年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報