現代外国人名録2016 「カレダジア」の解説
カレダ ジア
Khaleda Zia
- 職業・肩書
- 政治家 バングラデシュ民族主義党(BNP)党首 元バングラデシュ首相
- 国籍
- バングラデシュ
- 生年月日
- 1945年8月15日
- 出生地
- ラジシャヒ州ディナジプール県
- 本名
- Zia,Begum Khaleda
- 学歴
- スンドラ・カレッジ(ディナジプール)中退
- 経歴
- 中産階級の実業家の家に生まれ、15歳で当時陸軍将校だったジアウル・ラーマンと結婚。夫が1971年のバングラデシュ独立戦争で英雄となり、’77年大統領に就任、一躍ファーストレディーになるが、表には出ず、2人の息子の養育に専念。しかし、’81年に軍部の反乱で夫が暗殺されたため、’82年夫が創設した中道右派・バングラデシュ民族主義党(BNP)副党首に就任し政界へ。’84年党首。その後夫の敵とも言えるエルシャド大統領に終始非妥協的な態度を貫き、エルシャド政権下で行われた選挙はすべてボイコットした。’91年2月総選挙で第1党になり、首相に就任。9月議院内閣制移行後の初代首相となる。’96年2月主要野党不参加のまま総選挙を実施したことから、野党陣営が反発、ゼネストを展開。同年3月辞任。2001年10月総選挙でBNPが圧勝し、首相に復帰。2006年10月退任。2007年身内に汚職疑惑が出てサウジアラビアへ政治亡命。9月汚職容疑で逮捕される。2008年9月1年ぶりに仮釈放。2014年1月の総選挙は不正があるとしてBNPはじめ野党がボイコットした結果、300議席のほとんどを与党アワミ連盟が占め、シェイク・ハシナが任期5年の首相の座に就任。2015年1月BNP率いる野党連合は、ハシナ首相に総選挙のやり直しを求め、無期限で全国規模の道路、鉄道、水上交通の封鎖を実施。1994年3月来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報