カン・すげ・ふじばかま

普及版 字通 「カン・すげ・ふじばかま」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] カン
[字訓] すげ・ふじばかま

[説文解字]

[字形] 形声
声符は官(かん)。官に管の意がある。〔説文一下に「なり」、(茅)字条に「なり」とあって互訓。葉の下部状となって茎をかこむので、という。

[訓義]
1. すげ、すが。
2. ふじばかま、あららぎ。
3. とま。かやで編んで作る。
4. 姦と通じ、よこしま、わたくし。
5. 管と通じる。

[古辞書の訓]
和名抄 須計(すげ) 〔名義抄 スゲ

[熟語]

[下接語]
・枯・黄・榛・翠・草・霜・芳・野

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android