ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンピニー遺跡」の意味・わかりやすい解説
カンピニー遺跡
カンピニーいせき
Campigny
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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…北フランス,セーヌ・マリティーム県のカンピニーCampigny遺跡を標準遺跡として設定された考古学的文化。同遺跡の発掘(1886)の結果,前期新石器時代とされ,ピック,刃器(トランシェ)によって特徴づけられた。前7千年紀以降北ヨーロッパに盛行した森林性文化であるマグレモーゼ文化の石器に類似するため,その文化的関連が論じられた。フランスでは新石器時代から青銅器時代初頭までの遺物と共伴するので,新石器時代を通して存在し,さらにカンピニー文化系金石併用時代文化に継続すると考えられてきた。…
※「カンピニー遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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