カーコルディ(読み)かーこるでぃ(その他表記)Kirkcaldy

デジタル大辞泉 「カーコルディ」の意味・読み・例文・類語

カーコルディ(Kirkcaldy)

英国スコットランド東部の都市。フォース湾を挟んでエジンバラ対岸に位置する。15世紀から16世紀にかけて港町として発展。19世紀にリノリウム製造で栄えた。経済学者アダム=スミス生地で、「国富論」はこの地で書かれた。カーコーディ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カーコルディ」の意味・わかりやすい解説

カーコルディ
かーこるでぃ
Kirkcaldy

イギリス、スコットランド東部の港町。人口4万5300(2002推計)。エジンバラの北42キロメートル、フォース湾北岸に位置する。13世紀に記録に現れ、その後は交易の中心として栄え、とくに塩の取扱いは重要であった。さらに石炭の積出し港、リノリウム製造業などによって発展したが、現在は斜陽化し、人口も漸減している。家具、造船業リネン、モルト製造が行われる。経済学者アダム・スミスの生地で、『国富論』はここで執筆された。

米田 巌]

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