現代外国人名録2016 「カーラヒルズ」の解説
カーラ ヒルズ
Carla Hills
- 職業・肩書
- 弁護士 ヒルズ・アンド・カンパニー会長 元米国通商代表部(USTR)代表
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1934年1月3日
- 出生地
- カリフォルニア州ロサンゼルス
- 本名
- Hills,Carla Anderson
- 学歴
- スタンフォード大学〔1955年〕卒,エール大学法律大学院〔1958年〕修了
- 学位
- 法学博士(エール大学)
- 受賞
- ウーマン・オブ・ザ・イヤー〔1976年〕
- 経歴
- 1958〜61年ロサンゼルス連邦検事の下で働いた後、’62年弁護士としてロスで法律事務所を共同で設立。’71年に創刊された「アンチ・トラスト・アドバイザー」誌の編集者も務める。’74年米国司法省に入り、ニクソン政権下で独禁法担当次官補となる。’75〜77年史上3人目の女性閣僚としてフォード政権下で住宅都市開発長官。’78年以降ワシントンで弁護士として活躍、IBMやシェブロンの役員、女性弁護士協会会長などを歴任。傍ら大統領の諮問機関のメンバーも務めた。’89年1月〜’93年1月ブッシュSr.政権下で通商代表部(USTR)を務め、日米経済摩擦問題をはじめ、世界各国との貿易交渉に活躍。対日交渉の先頭に立った頃は“タフ・ネゴシエーター”とも呼ばれた。’93年3月ワシントンに国際ビジネス・コンサルタント会社ヒルズ・アンド・カンパニーを設立。また、ベクテル、タイム・ワーナー、UAL、シェブロン、AT&Tなど大企業から相次いで社外役員に指名される。働く女性・母親、夫婦で高学歴・高度な職業に就く“パワーカップル”の草分け的存在としても知られる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報