20世紀西洋人名事典 の解説
カール・アルバート スターブ
Karl Albert Staaff
1860 - 1915
スウェーデンの政治家,弁護士。
元・スウェーデン首相。
大学卒業後弁護士の職に就く傍ら急進的政治運動に参加。1896年下院議員に当選、普通選挙制の導入、ノルウェー問題の平和的解決を主張し1905年自由連合党の党首となる。11月には首相兼法相となるが普通選挙の実現に失敗、’06年6月辞任。’11年再び首相に就任、自由連合党員からなる政党内閣を組織、軍備拡張を抑制する政策をとり国王、保守派と対立。’14年辞任、第一次大戦開始後はハマーショルド内閣に中立維持を条件に協力。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報