20世紀西洋人名事典 「カールシュケ」の解説
カール シュケ
Karl Schuke
1906 -
ドイツのオルガン製作業者。
父カール・アレクサンダー・シュケからオルガン製作会社を譲り受け、弟ハンス・ヨアヒムと共に世界的なオルガン製作会社に発展させた。1953年まで二人は共同経営にあたったが、同年、’50年支社として発足したベルリン製作所を独立させて、その社長となった。’73年完成のNHKホールのオルガンはベルリン製作所によるものである。シュケ・オルガンの特色はバロック・オルガンの長所をそのまま取り入れたことにある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報