カール・ハインリヒワッゲル(その他表記)Karl Heinrich Waggerl

20世紀西洋人名事典 の解説

カール・ハインリヒ ワッゲル
Karl Heinrich Waggerl


1897.12.10 - 1973.11.4
オーストリアの小説家,郷土文学作家。
バート・ガスタイン生まれ。
ハムスンの強い影響を受け、1930年開拓農民小説「パン」で一躍注目を浴び、深い内面性と明るいユーモアをたたえた物語芸術「主の年」(’33年)で農民のバロック的なカトリシズム秩序を表現、独自の文体を確立する。’34年第1回オーストリア国家大賞を受賞する。他の作品に「草原の書」(’32年)、「貧乏も楽し」(’48年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む